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2015年 03月 03日
映画「マンゴーと赤い車椅子」は善戦している。一部シネコンで上映期間が伸びているのだ。順次そのような声が高まることを期待。
というところで、今度は少女コミックスに「車椅子」が登場している。 かつて高校生の時の初恋ときめきの男子鮎川樹くんと川奈つぐみがひょんなことから再会する。憧れだった樹君は建築士になっていて、彼女はインテリアコーディネーターに。 その初恋のひとに合コンで再会。その時、樹くんが車椅子(脊椎損傷)だと知り、一瞬引いてしまう。とまあこんなところから物語がスタートしていくのが、黒テルこと阿部一雄が「私がモデルなんです」と吹聴している有賀リエの「パーフェクトワールド」(初の単行本)という漫画である。 「モデルというのはずうずうしいではないか。樹くんは髪の毛ふさふさだし」というと「私だって20代の頃は」とか言うのであったが、確かにページ扉に取材協力/阿部一雄とあるし、作者のあとがきでも感謝人筆頭に黒テルの名前がある。 実に素直なラブストーリー。車椅子の障害者であることを彼自身がどのように受けとめ(受容ではない)と彼女の受けとめ方が綾をなして二人のひ弱だけど確実に進む恋の行方が描かれている。読みやすいといえば実に読みやすい。 作者の車椅子の生活エピソードの掴みも上手い。このコミックスは雑誌『Kiss』(東村アキコや二ノ宮知子などエース級がトップをはるというコミック誌)で短編として掲載されたのだが、読者反響がよく隔月掲載へ、さらに支持されて連載へとなってきている。 そして単行本が「1」とクレジットされているようにまだ連載は続いている。黒テルがまさか「車椅子の建築士」(取材協力者だけど・本人はあくまでもモデル説を強調しているが)として少女コミックスに関わるとは。世の中面白い。 FBよりやはり少し長いものはブログが似合う。 #
by KNOBEX
| 2015-03-03 11:58
| 番外編
2015年 01月 26日
部屋の窓が結露で曇っている。久しぶりに結露窓を見たな。指で絵文字を書いてみる。
やっと晴天。色ずく代々木公園という感じか。 チェックアウトの集合の約束時間になっても現れない。8時15分に起きたとか。 ▲晩秋から初冬になってしまった さて、9時からは秋野弁護士から労災保険を中心とした解説。 元請け労災保険の適用外の確認。 一人親方労災確認。未加入の場合、事故が発生した場合「安全配慮義務違反」となる。工事現場での労災はすべからく基本的に工務店の責任となる。 分譲、建売業者の場合は、元請け業者であるキッチン、大工といった業者が労災責任を負うこととなる。 建売では、システムキッチンやユニットバスなどは、メーカーによる責任施工の場合、材工ともであっても、取り付け設置は建設工事外区分=非建設業扱いになっている。ということは労災対象外になる。売買業者であって建設業者ではないという見解。 分譲業者に労災責任なしは一建設が裁判で労災責任なし、を勝ち取ってから。 ▲秋野さんの講義 秋野さんが手がけた事例。 安全大会を開催していても、現場職人で一人親方の特別労災未加入者が事故った足場での骨折事故。症状固定にまで2年もかかった。判決として工務店は結果として1308万8838円。 入場者の特別労災加入の確認は切実。 足場不備は分かっているはず。といっても過失相殺として、工務店7対3。 今度は秋野さんの関係ない労災事故。死亡事故。未婚のため親から訴えられた事例。足場の転落。 安全配慮義務違反についての事例。 放火問題でもなぜ現場に入れたのか、ということも問われると。いやはや。 次は、東日本大震災で、復興地での宅地造成で盛土で軟弱地盤だった、という件。 法的には十分安全、業者が考える室の部分にまで公費は出せない、と気仙沼市の見解を考える。 地盤調査→解析→判定→工務店→施主 の流れの中で判定をチェックしない。さらに保証がつくという囁き。 最終責任者は工務店の建築士。地盤調査会社は建設業登録をしていない。このため設計補助者ということになる。 さらに地盤保証で20年保証が登場したりしているが、地盤保証は地震による沈下は免責。 危ない調査会社は調査で安く改良で高く改良率も高い。 したがって山辺さんの言うように工務店が自分で地盤調査を行うことが一番と。最低データを読み込む力を持っていることが大事。 ▲彼一人ワイシャツ姿で。熱い講義だ 話題になった不法行為について。かぶり厚不足などはその典型。瑕疵担保10年から不法行為20年になってきている。 雨漏りの放置などは財産の滅失に該当する。 ではどのようなものが不法行為に該当するのか、と事例に対して不法行為責任になるのか、という事例解説。 OB施主に対して事故が起きる前に点検を通じて事前説明の機会となる。 暫時休息 SAREXの工事請負約款の意義についての解説。 秋野さんの監修だが自分が関わった約款としても、最良に近い、と。皆さん使いましょう。 消費者裁判手続き特例法の制定。 SAREX約款の特異性について解説を。如何に工務店有利にといった約款が多いが、SAREX版は消費者サイドにもきちんとバランスを取ってある。 ということで午前終了。 13:00からは、現場監督鍛錬塾のここまでの応用力を問う問いに対して、一人では大変なので、例によって二人一組で各チーム4問ずつ答えてもらうことに。 現場リスクについて列記してもらうと、見事に違う。 最終コーナーは15時スタート。成果報告書の作成等になる。終わり方にバラツキがでるので、まずは集合写真。そして、ラストラン。 ▲集合写真 1月に元気で再会しようと、それぞれの塾生がパラパラと帰っていく。 寒さとの戦いもやっと終わり。これにて第Ⅱ期無事終了。 #
by KNOBEX
| 2015-01-26 15:13
| 現場監督鍛錬塾
2015年 01月 26日
部屋に負けたのか7時起床。ふらふら。
8時30分教室へ。 それからあわてて朝食。 9時前に隊長登場。 山辺木構造の部分を実践的活用というべきか。 監督として、力の流れをイメージする必要性というところから話は始まる。 キーワードとして、靱性とは、と塾生に質問して目覚めを。 さらにせん断力とは、といった木の構造的特性を確認。まずは監督の教養確認というところか。 ▲隊長の講義 実務に応じた話に入っていく。当該現地だけではなく隣地など外部環境を見切るところから構造力学的な目で見ることが必要と。 地盤改良(表層改良)で隣地のブロックが傾いたといったこともあるので、ここでも構造力学的な視点を監督は持ってほしいと。 SWSを監督が見ておく意味、と確実に山辺さんの話のおさらいをやってくれている。 採石、基礎工事へと。JASS5のコンクリート強度の話。これは必ず一度は見ておくことが必要、と。このあたりは昨日の山辺講義の復習になる。但し、単なる復習ではなく、現場がもつリスクに言及しながら話を進める。 ミルシートを見たことは、の質問に塾生反応ゼロ(これは驚き)。ミルシートは是非見てほしい。断面積引張り強度を確認することから、鉄筋の本数は決定される。 かぶり厚さの確保の必要性。長期優良を考えると中性化対応が求められる。 次いで木構造の考え方。間柱切り欠きの上に何がくるのか、といったことをチェックして、これは危ないかもということから、柱を1本足しておくといったことや、プレカットに切り欠きはやめて、といった相談が出来る監督に。 配管で梁の切り欠きなどをによってヤングがその通りにはでない。 ではこうしたたわみを表すヤング率=E表示をチェックするのは監督の役割。グレーディングされた材の選択を考える。 現場の気付きがとても大切なことを語るが、気付きを持てる監督でなければ、ということで監督が知るべきことの技術的内容を解説してくれた。 常に力の流れを意識していると監督としての気付きは変わってくるだろうな。 基礎の設計も見ないで改良はおかしい。と根拠を示すことで改良せずに済んだ例などを。 二コマ目。 設計意図の読み込み。 まずは、監督の仕事は楽しいのか。目標とする現場監督像を塾生に語らせる。将来の夢や目標を持つことから、監督としての目的と目標を持っているのか、で監督としての成長は変わる。 どこに行っても建築目線、監督目線でどのようにこの建物は出来ているのか、といった興味を持つことで、設計意図の読み込み力が自ずからつく。ということで実例で解説。 いろいろな目線で建築をみてみよう、ということからチェックポイントを。 まず、基準法。-確認申請に基づく内容(配置・斜線関係・彩光他) 品挌法-性能表示 金融関連仕様-フラット35共通仕様書 瑕疵担保履行法-保険会社5社 労働安全衛生法-仮説計画・施工計画 長期優良住宅法 建築工事共通仕様書-いわゆるJASS 危機管理-危険な部位の抽出。図面に書いていないが関係することは、覚えておこう、と。 ここから実際の図面を使って演習。 俺流のチェック順やチェック箇所とその理由、などを討議しつつ、それぞれ二人に分かれて討議。 20分の討議の結果をホワイトボードに。 ▲例によって記入 図面の読み方には個人差がある。討議しての気付きを説明してもらう。 仕様検討が大切、納期、どこからという確認が共通化していた。 人(施主)の情報も知っておくこと、人の暮らしも想像してみることも大切。設計担当者が、どうしてここに開口部がきているのか、といったことも大切と。 工程、実行予算の成否も監督としてのやりがい。 意匠、構造、設備の順で見ていくのが隊長流。 電気の引き込みと電気メーター、分電盤の位置を考えたことある?と。 こういう落とし穴を工事前にチェックしておくことが重要。 これは、業務フローに落とし込んでおくことができるのでは。 雨やまず。秋は深まり冬が顔を見せている。 トキへ。隊長とチャメとで。 チャメ、この教室の寒さで風邪悪化。橋詰君もダウン中。 13時には岩下さんが到着していた。 早速「現場監督のTQC」の講義。 ▲岩下さんの講義 木造住宅の現場監督とは、ということでその領域性を確認。 現場監督に求められる5つの管理として。 施工管理の第一次管理として、 時間 T 品質 Q 原価 C を挙げる。 これにS(安全)、E(環境)を加えたTQCSEが施工管理者の第一次管理であると。 時間=工程管理。PDCAの話。工程表の作成の勘所の話。 P(計画)工程表の作成 D(実施)では工程表に基づき工事を実施。 C(チェック)工事進捗の実績を工程表に記入。予定と実際の工程を比較し、実績が計画に対してどうなっているのか絶えずチェックする。 次が品質管理 SAREXの品質管理チェックシートを見てもらえれば、いいかな。 原価管理 まずは実行予算の管理。予算内に工事を完了させるのが原価管理。だが、原価を挙げる要因として、作業者の手待ち問題。 機械・工具の騒音に近隣からクレームが出て工事が遅滞 施工材料はやり直し工事の発生による問題。 安全管理については労安法への対応が中心。 労災事故が及ぼす影響とは。 うわー、寒くてか塾生遭難しかかってるよ。現在生存者確認2名。 ▲寒くて遭難者続出という感じ 環境管理 騒音防止に対する努力。 廃棄物の分別と処理業者との調整。 廃棄物処理で一番面倒なのは、土。 PDCAのサイクルの社内共有。現場ごとの反省会は必ず行う必要性について、ぜひと説く。 こうして現場監督が検討すべきPDCAについて解説。 PLAN DO CHECK について。 ここでSAREXで作成した現場監督育成・訓練システムの内容紹介。 是非ということで1コマ目終わり。 次いで、生産履歴と住宅履歴書 住宅履歴書は状況が変わって、中古住宅流通がらみになってきている。 さらに長期優良住宅法によって生産履歴の保存も求められている。住宅では竣工図面は作られないのが通常。 生産履歴については、SAREX施工品質チェックシートの解説。そうか、以前は鍛錬塾でこの内容の変更検討を演習で行っていたんだ。けろっと忘れてた。 次いで住宅履歴の作成と保存について 長期優良住宅法では具体的に定めてはいない。 現在は工務店が保存している。では、工務店が生成する住宅履歴情報とは、ということでその内容を。 ここでSAREXのHCRの解説。しかし、なぜHCRが普及しなかったのか。詳しく面倒だからではないか。国交省のインスペクションガイドラインは目視のみ。ということで新たな、ソフト。開発中のスマートフォン対応の点検アプリの説明を。 どうも飛ばすなと思っていたら、博士は1時間間違え。6時までの時間を5時と勘違い。 そこで「自分で考える段取り工程表」では演習にたっぷりと時間を取ろうと。 工程計画を作成にあたって、どう切れ目を入れていくのか、が必要。ここで作業ユニットという概念を作った方が分かりやすい。 ということで、 人の切れ目 時間的切れ目 品質管理の切れ目 原価管理の切れ目 で、考えていく。 さらにこれには歩掛りデータの蓄積が求められる。これに延床面積や作業難易度、作業数量などをパラメータとすることで必要人員がもとめることが出来る。 そのほか諸々の条件を設定することで、ユニット分の工程表ができる。 また、作業開始・終了条件を設定する。そして遅延リスクのあるユニットは余裕日をあらかじめ入れておく必要がある。 それらは、天候データを活用することなどもできる。 ということで遅延リスクのある工事項目と余裕日の設定を二人一組で演習。 遅延リスクを見込むことは監督のスキルを上げていくことでもある。 天候リスクが基本であるが、さらにそれ以外の要素の解説。 三隣亡や休日も入れておかなくてはならない。 工程表にはいくつかあるが、SAREX品質チェックシートでは、バーチャート工程表を使っている。1月にはデモ版を配布しないといけないかも。 さて、ここで段取り工程表の演習に。 時間が少なくなってきたので、各チーム2項目に。 終えて、18:00過ぎ。夕食タイム。 19時には全員教室に。ここからは安全パトロール項目のチェック。塾生提出の各社の安パトシートから取り入れるべ項目の抽出。驚いたのは、いまだに灰皿は適切に置いてあるか、等という項目。隠れて吸われる方がみっともないと。まいった。どうなってるんだ。安パトシート。 ということで20時30分終了。 寒いのでビールと言う感じではないが取りあえず、D棟ラウンジへ。 22時30分終了。 部屋のサウナ化に悩ませられつつ眠る。 #
by KNOBEX
| 2015-01-26 15:08
| 現場監督鍛錬塾
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