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2015年 04月 28日
晴天なれど、やはり寒い。厳しい。昨夜はエアコンを止めて寝たら寒くてしっかり目が覚めた。
8時40分にチェックアウト。そのまま教室に。 ▲考査内容を解説する 田口さんも9時前には到着して、早速現場監督の品質管理に関する考査を。文章問題として 1・木造住宅建築に関する基礎知識。 2・接合金物の基礎知識 を。 そして3・として管理者の現場観察・推測・対応と題して具体的な写真事例を使っての監督の気付き力のテスト。ここで大事なことは、観察眼と正しい施工方法を知らないと気付きも起きない。さらに対応力。同じ誤りを繰り返さないための防止措置と改善ポイントを書き込めるかも大切な部分。 事例に問題のレベル差があるので、経験年数に応じた責任回答者を決める。 ということで考査に。といっても自己採点してもらうのだが。 終えて、10時45分から解説に入る。 まず、木造に関する基礎知識編の全25問の回答解説から。時間がどんどんなくなる。 工務店の施工技術は実は見事なまでにクローズドな仕組みになっているのだな、と感じる。そこを個性と呼ぶべきなのか。 さて自己採点をホワイトボードに申告。と意外な結果も。本当は撮ってあるのだが、今回は塾生が分かっていればいい。 なんだろか、今朝は教室のエアコンがすこぶるよいと思っていたがやはり同じ。ここは20世紀設備の最悪な遺構かよ。寒い。 それにしても、今期の塾生たちはやたらに講義中にも関わらず、トイレ勝手休息が多い。みんな腹でも壊しているのか。あるいは岡田さん的? なのか。 ▲考査問題の回答と解説 田口解説は念入りに行われ12時40分に終了。 ここから、昼休み。最後のランチはトキでカレー。 13時には全員戻って、ラストランの記述へ。 当初8名でスタートした2014鍛錬塾。最後まで残った塾生は5名。3名は仕事で欠席とは、もったいないな、と思うが致し方あるまい。 ▲認定書授与 ラストランの記述、成果報告書をガンガン書き始めている。 山田代表理事も到着して、いよいよ修了式。 山田代表から認定証授与が行われて、これにて現場鍛錬塾2014は無事修了。 集合写真も撮ったし、皆さんお疲れ様。 ▲最後の集合写真 とまだ机にしがみついて、成果報告を書き続けている塾生もいる。しかし、16時30分を過ぎて塾生は全員帰っていった。 これで本当に修了。 #
by KNOBEX
| 2015-04-28 12:04
| 現場監督鍛錬塾
2015年 04月 28日
9時前に教室。蟹沢さんも登場
本日はまだ暖かい。さて、始めるかということでパソコンをプロジェクタにつなげるのだが、映らない。昨晩もノートで各自の説明をしてもらおう、としても、機種によって映らず。 しかも、塾生持参のノートパソコンのうち2台が、オフィスが入っているようにみえるのに、なぜだか動かない。 ということで、チャメのパソコン、私のパソコンを貸すことに。 ▲パソコンとプロジェクターが何故かれんどうしないので一人一人チェック そんなことがあり、今度は、蟹沢さんのタブレットが映らない。しょうがなく私のパソコンを蟹沢さんが使い、彼のタブレットを塾生に。 さて、スタート。 Microsoftでデータベースソフトと言えばaccessがあるが、今ではExcelの機能が向上して、数万件程度のデータベースであればExcelでも十分処理ができる。そんなExcelをワープロのように使って文書を作ったりしてはダメですよ、ということでまずはWordの基本スキルを確認。 改行やスペースで文字位置を揃えようとすると、手間がかかるのに今一つすっきりしない。タ ブ、インデント機能などを使えば、文書の体裁が簡単にすっきりとキマル。 英数字のフォントを変更すれば洗練された印象になる。 休憩を挟んでいよいよExcelでのデータベース作成演習。 顧客データのサンプルを使い、簡単な数式や入力規則の設定を行ってみる。 入力規則は、入力の省力化だけでなく自分以外のスタッフが入力する場合のミス防止にもなる。 次にWordの差し込み印刷機能でこのデータベースとリンクすれば、例えば定期点検のご案内の文書など、フォーマット化した文書がすぐに作成できる。 オートフィルターでデータをさまざまな条件で絞り込むことができるので、どんな活用の仕方をするかを思い描きながら データベースに盛り込む情報を決めていくといいだろう。 ▲Excelはワープロではないですよ、と強調 この一連の機能は見積もり書作成にも応用可能だ。 と、例によって、ドヒャーという講義。そうかやるなExcel。結局このソフトの20%も活用していないことに気付く、という毎回の苦い思い。 こうなたら、毎月研修会でもやって見ようか、と思う。 ま、芝浦工大でも、まだExcelの本質を理解していない人が、殆どですから、と蟹澤さん。 昼もトキ。蟹沢さんとチャメと共通で広東麺。 午後は「リフォーム・リノベーション工事を通して考える現場監督の責任と役割」と題して大坂さんの講義から始まる。 例によって、塾生たちに事前に大坂さんからアンケートを配布。その感想から塾生に質問。 「しかし、今回はみな謙虚ですね。10年後には社長とかがないですね。中堅としての役割を書いているひとが多い」とのこと。 ▲新築とリノベーションの顧客満足度の違いとはの解説を 現場監督の役割(新築とリノベーションの違い)ついて解説。 工程管理 現場の状況に応じて常に変更・修正 品質管理 もとになる建物状態を的確に把握 原価管理 原価が狂いやすい 常に調整が必要 事前発注が困難 顧客管理 新築と比ばべて・こだわりが強い、細かい、気になる・変更が多い という特質について解説。監督が管理に配慮が必要。説明の徹底などの意味を説く。 建物の現状把握と予測ということと計画・実施・チェック・修正を行ったり来たりしているのが事態。そこが監督としても大切な部分。 プラン・提案→顧客の要望・実現性 予算・売価・予備費・発注金額 施工計画 工程・チェックポイント この基本は顧客からの理解をきちんと得られているのか、納得されているのか、というベースが構築されていなければならない。 リノベーション工事における顧客対応の重要性 掃除の視線も「現場清掃」というレベルでは満足度は得られない。「家屋清掃」としてとらえる。必ずモップかけをして顧客がスリッパなしで歩ける現場としておく。ということを清掃の原則にしている、と。 リフォームやリノベーションは、新築での満足度とは異なり、もっとリアルな満足を与えなくてはならない。 従って、事前説明として ・計画の説明詳細な工事内容→生活への影響を考える。盲点は洗濯機だったりする。 ・予測可能性説明として、劣化状況や腐食、不適格な現状を伝えると、今の家がマイナスだったのか、という気分になってプライドを壊すことも起こりうる。 顧客へのほうれんそうの大切さ。毎日の連絡がルール。 連絡も妻、夫とする場合も。二世帯だとさらに複雑化するが、言った言わないが錯綜する。そこをそれぞれに対して連絡をする。 満足度としては、監督として工事中の変更依頼などを受ける、予測困難の現場での変更の含めて監督先行ではなく、設計など社内連携が必要。 とさすがに優だな、と何度も確認した感じ。 すると大坂さんが「監督として誉められたことは」という質問を。感謝の言葉を越えること。つまり「ストレスなしで工事が当たり前のように思えた」という気持ちを顧客が持ってくれることが最高の満足を与えたことになるわけだ。 次いでリノベーションのプランニングとして、 まず調査。情報収集からはじまる。とくに年代、メーカー、仕様、工法、構造がことごとく違う。ハウスメーカーでも3年間で全く違う。当然、設備関係や劣化、法律等々を調べる。 顧客の要望は現状の不満を解消したい、要望はコトを語っている。そのコト、つまりはリノベーションをすることで何が起きるのか、が提示できなければ満足は得られない。 リノベーションのならではのプラス面を考える。 まとめとして。知識経験、対応力→人間力 ハード面での予測とソフト面での予測→質の高い想像力が必要。この家を直すことでこんな新しい暮らし、その10年後20年後の暮らしを想像させることが出来る、こと。 設計・営業との連携は全体のレベルを向上させる、とここから事例紹介を。 リノベの場合は、二世帯リノベが中心となんている。特に防音性能が大事、といった話も。 暫時休息 続いて岡田さん。「リフォーム現場満足術」を語ってもらう。 完璧なアナログですと、岡田さんはレポート用紙に手書きのレジメを持参。 「このテーマは、実践的なものだ」として前置きをして講義開始。 実行と実践の違いを解説。自分で考え、自分で工夫し、自分でやってみるが実践だ、ということから、岡田言葉による自己実現とは、自律的能動性の大切さと他律的受動性の話を枕にリフォーム現場満足術に入る。 最初の満足度を学んだのが37年前の板橋の青山工務店のリフォーム受注の状況を見て驚いたことにはじまると。青山さんか。懐かしいな。私がはじめて知り合った工務店だ。 満足術とは何か。語句の意味を解説しつつ、リフォーム工事の基本的関係の確認。 顧客と工務店は基本的には利益相反関係にある。この基本的な関係性を基底に置き、いかに顧客との満足の関係を形成するのか、ということになる。 そして、顧客の基本的性格-特性とは。 ▲若者よ監督として胸を張れと鼓舞する岡田さん 消費者の4つの権利とは。と例の解説。リフォームの依頼は顧客の自己実現でもある、というテーゼから、暮らしって何?との質問に答えられないと、リフォーム現場に立てないじゃないのか、と。コトの実現を求めていることを知っておく必要。 ここいらから監督の基本的性格-特性について。リフォームでの現場監督の役割の大きさ、それゆえの面白さ、やりがいを説く。 また現場監督はPDCAの転回とCAHF転回の二面的関係性を統括・管理するのが監督の役割だ。これだけのことをやるのだから、高い自覚と誇りをもつことだ、と。 そして監督としての4つの配りとして、目配り、手配り、気配り、心配りが求められる。 リフォーム工事をすれば「ありがとう」されるだろうが、これにも4つのレベルがある。 関心のレベルのリフォーム、理解のレベル、納得のレベル、共感のレベルがあるのだ、と。 共感のレベルでの「ありがとう」は、顧客と監督の価値観の統合ということで、相反の関係が統合ということで感謝や恩義を感じてくれる。この統合こそが最も重要。 その事例として鍛錬塾定番エピソードでもあるある現場監督の「ゴムの木物語」を。 こうしたことで生まれる、顧客紹介の連鎖的発生をどう作り出すか、という課題こそが発展的関係性ということが出来ると。 定期点検1300件。これに近隣10件に対する働きかけを行えば潜在顧客は13000のリストとなる。 年2回の点検での揺り動かしがなされれるわけだ。例の水平分業によって。参加業者は約100社。これがなければ定期点検はできないのだが、あくまで、顧客の主人公性を保守し続けることが基本なのだ、と。 ああ、それにしても寒い。なぜエアコンが冷風に。もう、遭難確実という感じ。やばい。鼻水も止まらない。 さて、16時30分に岡田さんの話は終わり。そして休息。 次は「現場監督の自己評価」と題した演習。 昨日積み残しの監督自己評価100の評点項目づくりを終え、それを基に自己評価。最大で200点になる。自分のどこが、監督として弱点なのか、ということを自分であらわにしていく作業。経験年数が少ないということもあり、自己評価は謙虚というか、まあその通りだな、と思わせる結果だ。 ▲ラストナイト・夕食時間を蹴飛ばして3時間休み無く 今年度の鍛錬塾ナイトも本日が本当の最終夜。ということで、夕食の時間をすっ飛ばして、一気にこなそう、と塾生たちに提案。 ということで続けて「品質管理のチェックポイント」の項目についての実践的なチェックをチームで演習。 結局16:30ぶっ通しで19時30分。 部屋のエアコンは冷風しか相変わらずでない。寒い。 こうも寒いとやはり、打ち上げ鍋だ、ということで駅前に。あ、庄屋がない。リーズナブル居酒屋がなくなった。 ということで新たな居酒屋でコラーゲン球入り水炊きを。あー温い。ところでコラーゲンはどこに消えた? それにしても、外も凄まじい寒風でそのまま皆部屋に戻ったのであった。 自販機で水を買おうとコインを入れたら吸い取られてしまった。悔しい。もう一度トライしてまた吸い込まれてはかなわないと諦めて、別の自販機に。ボトラーズめ。 イスラム国の人質交換の状況と背景をテレビで見ながら、考える。こういう問題をどういう視座で捉えるべきなのか、などと考えているうちに眠りに入る。 #
by KNOBEX
| 2015-04-28 11:59
| 現場監督鍛錬塾
2015年 04月 28日
小春日和。まるで3月下旬。
ジェームズ小林が早めに登場。 早速スタート。はい、みんな顔を上げて。こちらを見て、話を聞く。そうするとこちらも乗ってしゃべれるから、と顧客目線での注意から。 コバケンの概要の話から、カタログを解説。監督を重視した会社案内としている。営業マンがいない理由など。児玉町は町村合併で本庄市児玉となったのか。 ハウスGメンでの品質管理賞を連続してもらっている、大した賞ではないが、お客様が安心してくれる、と。 ▲まずは厳しく締め顔で塾生に緊張を 良品質住宅への挑戦から。で塾生たちCSの意味なんて知らないと。 20世紀の家づくりを振り返って、いかにアバウトで工務店として生きてこれたが、21世紀に入るや、品質管理等は当たり前の時代を迎え、工務店は半分になった。 その象徴として、「保証」する家づくりの重みの話。総合保証の理事長でもあるジェームズは、このことに敏感。 ジェームズから家守り、や点検が大切という言葉が出てくるとは。 次いで現場監督の心構えについて。 お客はローンで家を建てる。まさに命がけ。ということで、生命保険がおりた事例など。 チームをまとめる現場監督 設計して施工するという「流れの」なかで大切なのはチームワーク。このチームをまとめるのが監督。品質を管理し「いい家」をつくるのは大工以上に現場監督の力量。 大工より現場監督の時代と。 ここで聞いておかなくては、と着工式の手順など説明して、うちは恥ずかしくてやってないけどと。 管理すること 工程、 品質 原価 資材 労務 安全衛生 廃棄物 手続き を事例を踏まえてとにかく労働安全衛生は本当に監督が問われる。 もうひとつの現場管理としてお客管理という視点は重要と。 工程管理で注意する点として工事の遅れは木工事(大工)で出る。そのため、木工事の工期を守る工夫が大切。監督の管理の肝だろう。ここで主導権を取れなければ監督などやめた方がいいとまでいえることだ、と。 ▲舌好調になってしまった 品質管理とは、ということでクレーム問題に。職人不足と直結したことでもある。コバケンは板金に悩んでいるとか。これは首都圏の工務店にも共通してるな。 そして品質管理のポイントへ。 品質管理を営業ツールに 徹底した「品質管理」は優れた「性能」を持つ住宅へつながる。 CSはもちろんのこと「差別化」できる。 「現場きれい」の確立とその実践というのだが、言うは易し行うはがたし。相互不意打ちチェック。「現場きれい」の効果についても触れる。「現場きれい」の実現のチェックシートを利用。 なぜ、お客、近隣に喜ばれ、現場が展示場、職人の安全、会社が発展と。とにかく絶えざる改善が必要。アフターの重要性もそして、クレーム対応へ。 クレームは起きると覚悟する。しかし、心から対応すれば、必ずクレームは解決できる(してほしいという気持ちを強く持つ)。 苦情・クレームをなくすには ①予防策を講じる ②「スピード対応」を心かける(ヨハネ建設の119分以内が有名) ということで、おまけの話。弁護士にお世話になった件を。 ①太陽を返せ事件 ②住まい教室、参加させろ事件 ③「俺は何でも知っている」事件 さらに危ない掲示板の話。絶好調になってきた。 さいごに工務店の未来は、あなた次第」と。 舌好調なジェームズの話は実は、核心であるのだが、その話芸に塾生たち深堀して聞けたかな。 ということで10分休憩 次いで、創建舎の吉田新社長から「大工の管理技術と現場監督の管理技術」と題して。 まずは創建舎の吉田体制になってからの概要から。 社員大工は9名。入れ替わりがあると。どうやら大工引き抜きのエージェントがいるようなのだ。 ▲創建舎新体制について語る さて、吉田目線からの管理を語り始める。 設計・監督・大工が家づくりの関係を共有することが大事。監督は大事だが、監督も設計に負けずにやってほしい。 思想の共有 価値観の共有 情報の共有 シンケンの迫語録から共有について、社長になって実感していると。で、その共有の細部についての解説。 情報の共有の仕組み、その一例として設計、監督、大工の情報の共有としてSNSを活用をしている。 創建者の事業継承者として、新体制での経営理念「吉田指針」を作成した。その理念を披露。 創建舎プライド 行動指針 家づくりポリシー 家づくりコンセプト からなる。 そして顧客満足×社員の幸福×会社の発展=三方よしを考えた。 そこで「自分が豊かになるために技術をどう活かすか?」を塾生同士で討議。 その結果。 顧客・自分・会社の関係をどう考えたのかをリーダーが発表。鍛錬塾で何人か学んだ監督たちで、自分を変えていく、そして会社を変えていくという指向性を持つ者ともたないものがいた。 自分にとって大切なのはどういうことか? ▲演習と解説 と若き後継者は語っていく。 終えて休息。16:30からは「現場監督の実践行動Q&A」と題して、途中チェックインと夕食を挟んで、21時前まで。 ▲演習問題に取り組む プランから、構造その他の問題点の指摘力等をチェック。さらに監督作業チェックと進み一日目終了。 ▲なんとなく寒々しいラウンジ D棟ラウンジでのビールも何か寒い。しかも、塾生たちが殆ど烏龍茶やカルピスソーダー缶とお菓子。 お疲れ様で22時30分前に解散 #
by KNOBEX
| 2015-04-28 11:50
| 現場監督鍛錬塾
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