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2008年 01月 20日
20分店前で震えつつ
ワークショップの前夜に名古屋入りをした。翌朝「名工家」の打ち合わせがあるためだ。黒テル、K藤村君、安井さんとで名古屋のドメスティックなおでんや串揚げを食べつつ打ち合わせをしよう、と店に行くも、混んでいて入れない。 少し待つか、ということにしたが、空かないんですね、これが。しかしこうなると意地でも、という気持ちになり寒風吹きすさぶ中を待つこと20分。ようやく入店。 寒くて、腹も減っていたのでがんがん食べてしまう。40分で満腹。打ち合わせなんかしている暇もなく、食べ続けたのであった。 ▲これを見ていたら列ばざるを得ない 満腹でダウン さらに、黒テルが「仕上げに麺類を」とリクエストをするものだから、百寿に行きカレーうどん。さすがに私は完食しなかったが、完食した黒テルは、ここで全てのエネルギーを使い果たした。 で、貴雄が来るのを(政治家のパーティに出ていたらしい)待たずに散会に。まだ9時だが、もう満腹で、ホテルのベットに早く辿り着きたい思いが募る。安井さんはケロッと完食してもしている。タフな男なのだ。 年明けの状況は各社異なっているが、それでも仕事が埋まっている、というのは喜ばしい。 明日のワークショップの準備もあるし、と思ってベッドでノートを操作していたらいつの間にか寝ていた。寒さ負けか。 「名工家」会議 翌日、地下鉄で今池へ。ガスビルで午前中は「名工家」プロジェクト。 品質と職人の共同的起用とコストの関連をネットワーク化することで、近い将来訪れるであろ各職のレベル格差、不足格差に対応する準備を考えて進めている。 今回は、統一モデルでの各社の発注原価比較。黒テル、貴雄、安井さん、ガッちゃんの4社比較。しかし、この比較に不満を私は感じ、各社のスタイルでの見積もりをしないと意味がない。特徴をもっと鮮明にしないと各職の強弱判断ができないからだ。補強のポイントを探さないと、単なる単価競争の元ネタづくりになってしまう。 これでは名工家の意味がない。ということで、再度やり直しにし。名工家の理念的、政策的な部分に次回は力を入れることにした。 昼は、上の階のレストラン。ガッちゃんは張り切って薬膳弁当を注文していたが、どこが薬膳なのか不明、といった感じ。 ワークショップは暮らし方チェックシートづくりがテーマに 午後は、ワークショップ。本日は「疫学的健康環境住宅研究委員会」との合同会ということにしてもらい、主査をしていただいている柴田先生にお越し願った。 柴田先生が『考える工務店』冬号に書かれた内容を基に「暮らし方チェックシート」という冊子の雛形を用意した。これを基に、先生に解説をしていただいた。 新規入会メンバー2社を皆で歓迎しつつ開始。 参加工務店は、「こうなのだ」という言い切りを期待している雰囲気が濃厚であったが、医学的に例えばシックハウスの原因を特定するのは容易ではない。「こういうことにご用心」程度のことしか言える訳がなく、それでいいのだ、と思っている。 ここでは、カビ、ダニ問題が中心となり、住まいの日常的な手入れの重要性を訴えることになるな、と思った。 ▲メンバーの眠気冷ましにフラッシュを 懇親会はいつものように盛り上がる 特に引き渡し後の住まい方で、ある種の健康状態に変化が起こることもあり、ここでのチェクシートは、 ①引き渡し時に生活のポイントとして説明する。 ②定期点検時に活用する。 ハード点検から暮らし方点検まで「暮らし」を起点としたコンサルティングといったノウハウを工務店は保持する必要があるからだ。万事亨が「家守りは健康守り」とその場でキャッチをくれたが。 ③新たなリフォーム顧客向けのツールにもなる。 といった形でもう少し中身を詰め、柴田先生に監修していただくことをお願いした。 あっと言う間に5時となり懇親会会場へ移動。寒い。 ▲熱い交流の懇親会 ガッちゃんが不満そうな顔で「プログラムと違う。NOBEX話が無かった。ワークショップでは毎回30分は最低してくれないと」と言うのであった。ごめんなさいを言いつつガッちゃんの注ぐ「蓬莱泉 空」を飲んでいると酔っぱらう。 東京帰参組が三々五々消えて行く。事務局は最後の会計があるので気づくと新幹線組は誰もいなかった。 新幹線の中でMと本日のチェックシートの修正部分の確認などをしていたら、新横に到着していた。 次回は、創建舎で開催。プログラムを作らないと。 中里さんが「内容について打ち合わせしないんですか」と不思議顔。「ワークショップのプログラムは私の独断的偏見性プログラムなんですよ。打ち合わせはしたことがありません」と言うとハラホロヒレハレと呆れていた。 盛岡へ 翌朝も早立ちで、盛岡へ向かう。今度はマイナス気温が待っているのだろうな、などと思いながら東北新幹線に。 盛岡では、毎年恒例となっている講演があり、その後は温泉というのが基本的なコース。温泉好きな私を毎回異なった温泉に連れって行ってくれるので、この講演会は楽しみでもある。 盛岡はマイナス5度だった。さすがに寒いが、雪は思った程ではなかった。 例によって「さくら庵」でせいろを食べて、会場へ。 予定を聞くと1時間程度とのことだが、とても無理なので90分しゃべることに。今年から来年にかけての情勢見通しを中心に話を。今回は設計者が多いような気がした。 能代から西方、池田コンビが来ていて、これは温泉隊の一員でもある。遠野の及川さんは相変わらずの体型。盛岡の植田さんは何だか毛髪速度が私より速まった感じ、などと話をしつつ思ったり。 西方車で八幡平へ 3時過ぎに終えて、次の講師の話にチラと「義理」という言葉が浮かぶが、西方さんが「先に行って風呂に入ってようよ」と言うので、即決。久しぶりの人たちにも挨拶だけで、西方車へ。それにしても西方さんの運転は実はけっこう恐ろしい。恐ろしい中でまじめな話をいろいろと。 何と西方は素早くこのことをブログに書いていた。西方の運転からは想像もできない素早さだ。 でも、彼には来週の鍛錬塾の講師として代々木に来てもらうのだが、温泉でとことん話すというのは、やはりこっちでないと無理だよな、という感じ。 ▲西方車の中で ▲外気温はこんな温度 八幡平は松川温泉に向かう。外はマイナス8度。夜は軽くマイナス15度ぐらいになるとか。峡雲荘という「秘湯の会」の温泉宿に。以前訪れた時とは異なり、風呂場だけはそのままに建て替えて見違える宿になっていた。 露天風呂と地熱発電 早速風呂。露天風呂までは内湯から裸足で雪を踏みしめながら5メートル程歩く。ヒョウー、と声を上げつつ露天風呂へ。まだ明るい内の露天風呂は何だか得をした気分。 近くに地熱発電のプラントがあり、この宿の暖房も地熱利用。だから温度制御が部屋ではできず、窓の開閉で室温調整をする。締め切っておくと30度ぐらいの室温になってしまう。 ビールを飲みつつ西方、池田コンビとで後陣を待つ。 CASBEE評価が、建物の省エネ化(断熱・気密性能を高める)より、ヒーポンを設置する方が点数が高いのはなぜなんだ、といった話題から、設計時に「結露計算」ができるソフトがあり、その結露計算の意義と使う方途話などを聞く。 それにしても、西方、池田といった設計者と工務店の水平チームがなかなか生まれないのはなぜなんだろか、と思う。お互いの役割を明確化して、そこにはヒエラルキーがない。このことがとても大切なんだよな、と思う。 ▲山の宿の料理は適度な料で美味 遅れて主催者でもある木村さんと新里さん、そしてもう一人の講師の矢野さんが揃い、夕食。うまい。 木村さんは趣味人でもあり、最近はシングルモルトに一過言を持つ。しかし、ご自慢のシングルモルト3本の味比べは西方たちにお任せして、こちらは骨酒を楽しませてもらう。限界点を超えたな、と判断して風呂に。そして再度参戦。 結局12時ぐらいに眠る。窓を開けて眠るなんて想像だにしなかった。 翌朝は晴天で、昨晩の雪は大したことはなかった。木村さんの車で下の道をゆっくりと風景を楽しみつつ盛岡駅へ。 ▲1968年ってこんなバスだったけ 新幹線の中では車窓を楽しむ間もなく、ノートを立ち上げ仕事を開始。鍛錬塾の講義準備も半端なままだし、ブログ更新なんて無理だな、などと思いながら。 SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長) 野辺 公一
by KNOBEX
| 2008-01-20 17:37
| 西から北へ
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