相互乗り入れで電車が遅延
最近、よく電車が止まっている。何せ私鉄で神奈川県から栃木県まで乗り入れしたりしているのだから、どこか私と関係が殆どないような遠方の駅で信号故障とかが起こっても、たちまちにして影響が出てくる。システムって伸びるとどんどん回復が遠くなるんだよな、ということの見本。
そして不思議なのが、ここのところよくある電車遅延の理由。
「ただいま線路内を人が歩いています。安全を確認しておりますのでしばらくお待ち下さい」という車内放送。
一体「線路内」をどうやって、人は歩くのか。散歩? まさかね。ホームから転落というのならまだわかる。自殺あるいはラッシュ時に押されて、ということだ。
でも線路内を歩くというのがね。どういうことなのかさっぱりわからない。
爛漫たる桜の下で
ま、詩的に想像すれば、満開の桜のトンネルにみほれた私のようなうすら中年が、思わず線路に飛び下りて、ふらふらと満開、爛漫のトンネルを歩きたくなった…というのなら、ま、季節だなー、で済むのだが。
これがここ数年1年中。そして、このこともいつからなのか、全然思い出せない。
そんなことを桜を見ながら思ったりしているのであった。
SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長)
野辺 公一