土曜日久しぶりの草野球。熱中症が恐ろしくて出てなかった。
快心の当たりだった。
もう二度とヒットなど打てないと悲観していたのだが、ノーアウト満塁というチャンスに何故か代打の順番で私がバッターボックスに。
とにかく、レフト前しかヒットになる確率は極めて低い。
狙うのはレフト前への流し打ちのみ。
1球目、チップ。
2球目、チップ。
アップのためのキャッチボールでも相手の胸にボールをコントロールできず、トスバッティングのこぼれ球処理で外野を走った時、腰に痛みがきていた。チャー、やばいと思っていた。
この危険を感じた時は大体遅い。背筋を伸ばすと腰が痛い。
しかし、バットは何となく振れる。走っても少し我慢すれば大丈夫のようだ、と言い聞かせる。
そして外してくるとおもった3球目。今の私にはここしか流せないという球がジャストで来たように思った。三塁横を抜けていく単打となった。
そして出塁したが、二塁へ、三塁へと各駅のような進塁で助かる。
試合終了。途中から中2年ぐらいの時間をおいて、芝君に登板してもらう。なんだ、肩大丈夫そうだ。スライダーも切れている。まだまだ星の王子パパはやれるな、と思った。SAREX設立当時、彼は我がヘッドナインのエースだったのだ。
エールを交換して円陣を解いた時、うっときた。もうそろそろとしか歩けない。この痛みは全治2日だなと自己判断。背筋の衰えによる腰痛という自己診断。
果せるかな、昨日は全く動けず。が、何故か心の中では、引退よりもう少し騙しながら愉しみたいと思うのであった。
動けないので、ネットで90年代後半の中山美穂主演のテレビドラマを見る。み始めたら止まらない。これもまた、快打のおかげ、とにっこりと陶然として見ているのであった。