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2012年 03月 02日
第Ⅷ期の大工塾は、震災の影響もあり、1年2カ月に及んだという。私は例によって、その最終回講師。
大工塾とは、言わずと知れた丹呉明恭と山辺豊彦がタッグを組んで、木造軸組架構の構造的な成り立ちと大工技術を中心に、地域の材に拘った循環性のある生産の仕組みづくりと仕組みを形にすることで可能となる大工の高い価値性を創出していくために大工たちが学ぶ場である。 私はこの塾の最終講義を毎回受け持たされているが、タイトルは決まっていて「大工生き残り論」なのだが、その中身はもちろん毎年変わる。毎回、同行をお願いしついでに話もしてもらったりしている。 大工塾カリキュラムの中では浮いた講座ということもできる。 2週間ぐらい前に丹呉さんからメールがあり、内容をと求められた。と言われても例によって何も考えていない。その場で塾生の面を拝まないとしゃべる事柄が定まらないのが本当のところ。 ということで、なんだかどよーんとした土曜日の曇り空の下、鶴ヶ島まで出かけた。それにしても乗りでがある。少し早めに着いて準備でもしようと16時過ぎに到着。東洋大学まで歩く。校舎には箱根駅伝勝利の垂れ幕が。ここは陸上部の練習場でもあるようだ。 何だかとても久しぶりの感じ。寒いのでとにかく校舎へ。 教室にいくと山辺事務所のスタッフなどが準備を行っていた。早速最新機材の扱い方を教えてもらう。まるでCSIのコンピュータシステム。指タッチでOK。パソコンもCSIと同じDELLだった。面白くてついPPTをいじる。 ▲何だかタッチしたくなる感じなんだなこれが 17時近くになると山辺さんが。そしてごく最近ご不幸のあった丹呉さんも姿を現した。いやはや驚いた。やはり最終講座ということでの責任感か。 塾生もぽつりぽつりと集まってくる。 北海道から2名の大工も。しかし、これは社長が毎回旅費を負担してくれているとのこと。だんだん大工塾も様相が変化してきたな。しかも、設計事務所の参加が増えた感じ。 なぜかアルセッドの所員までいるのには驚いた。 17時過ぎから話はじめて、20時前に終えて質問を受ける。気付くと宮内君らOBの顔を久しぶりに見る。元気そうでなによりだ。本当は彼らと丁々発止やり合うのが密かな楽しみであったが、今回は時間なし。 誘っていた鍛錬塾OBで現在は現場監督統括責任者となっているタイと山辺さんとで鶴ヶ島のホテルに向かい、チェックイン。 ▲山辺さんと飲む「とんでん」というところが泣けます。 駅裏は閑散としていて飲み屋もないような。と思い出しました。ここではファミレスのとんでんで飲んでいたことを。山辺さんとタイとの3人で飲む。丹呉さんは流石にいろいろあり帰宅した。山辺さんと情報交換。熱燗を気付くとかなり飲んだ。 驚いたことに山辺さんは能登近くの出身、タイは富山の砺波と北陸勢が揃った。北陸ローカルな話でも盛り上がり、タイのビジョンなどを聞く。 11時過ぎに部屋に。流石にバタンとベッドへ。気付くと朝。 ▲「ルームサービス」というだけで心踊りますが・・泣ける そして8時。ノックがあり「朝食をお持ちしました」と。ルームサービスですよ。ルームサービスって凄い感じだけど、部屋でしか食べる場所がない、という意味でもあり、何のことはない給食弁当。が、ここはルームサービスと思うことに。 日曜日8時30分にホテルを出て、再び東洋大学へ。午前中は滑り出しが悪い。しかも昨日飲みすぎて眠い。ということでタイに大工たちは、そして設計者も殆ど知らない現場監督の仕事の詳細について話をしてもらう。「えっ、本当すか。俺に振るわけですか」と無茶振りとタイは言うのであるが、事前に前回の鍛錬塾で話をしたUSBメモリーを持参して、といっておいたのだしね。とにたにた。 「ノベさんそういうのやるんだよな。得意技。みんな見学にといってしゃべらせちゃうんだよな」と丹呉さんまで何ということを。 ということで10時30分過ぎまでタイ語り。こんだけの管理を大工だけでやれますか、という時代にあることを考えざるを得ない状況を語った。 ▲監督は朝が強い その後私が12時まで。そして13時から14時までしゃべる。しかし、眠い。話をしていも眠くなる。山辺さんもいや俺もたまに講演していて眠っている感じあるよ、と。 何だか今回は安全大会のような話が中心となってしまった。しかし、労災未加入大工などもいて、そのリスクを知ってもらうにはよい機会だったかも知れない。もっともOBたちに聞いてもらいたい事柄ではあったのだが。 これにて今期の大工塾は終了とのこと。ドン曇りのまるで北陸のような空の下を駅まで歩く。東武線の新しい2人掛け横列シート型とでもいうのか、そんな電車に乗って戻る。 山辺さんに鍛錬塾のお願いをし池袋で別れて、タイと渋谷まで。気付くと夕方に。 結局眠気を引きずったままで一日が終わった。 SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長) 野辺 公一
by KNOBEX
| 2012-03-02 10:19
| 工務店の時代
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