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2011年 09月 28日
アカゾメ号をとばして代々木村へ。
トキで急に暑くなってきたので、とろろそば。 302号室に行くと皆さん廊下の前に。 今回の塾生は、ベテランで5年のキャリアが最長。 さて、チャメが施設案内などをしてからテキストを配布。芝さんが13時には到着していたので、早速講義に。 ▲芝さんの講義 瑕疵担保履行法の解説から。えっという感じだが、まだ新人といっていいような監督も多いので。さて、瑕疵担保保険市場も厳しいようだ。保険選択は全事業者の99.4%。しかし残り0.6%の事業者で市場の45%を占有している、とのこと。新築の55%が保険市場規模となり、6法人が5法人になっtが、さらに整理が必要となりそうだな、という現況を。 この後は瑕疵担保保険成立の経緯から概要を。そしてリフォーム保険の解説に。ま、このブログの読者は知っているから詳細は書かない。 ただ、名工家的に「契約約款」を考えた場合、この短期保証をちょっと考慮しておこう、と思う。 さて、リフォーム保険は未だ3~4000件程度。登録業者数が伸び悩んでいるということだ。保険リスクは新築より高いので保険料もそれなりになる。 安心リフォーム業者になりますよ、インセンティブだけでは厳しいかもしれない。 ▲塾生たちです 次いで既存住宅保険の話。中古住宅向けの保険。これは2種類あり「宅建業者売主型」と「個人売り主型」(これは検査機関が責任を負うことになる。このリスクを5年負うという形だから希望社はあまり増えていない。 この検査会社をリフォームに絡めて行うという形でビジネスを考えているのがヤマガタムラプリンス。 何れも新耐震1981年以後が対象。但し、改修したものは別。 ということで、保険の概要を終了。質疑応答。 今回は鍛錬塾派遣事業主特権である、事業主は受講できる、を活用して2社の事業主が参加。 暫時休息。 さて、「保証事故とその傾向」と題して続きを。山辺基礎表を根拠にして地盤okを求めて来る業者もいるが、山辺本では自沈層の層厚が1knなのか、0・75なのか0・25なのか注記されていないので注意して欲しいと。 まず事故の状況から。壁、開口部が圧倒的。地盤の事故は1割だが支払い額は3割になっている、といった話から、今度は具体的事例を紹介し、塾生になぜこうした事故が起きたのか、を質問し事例から解説を。まずは不同沈下が生じやすい敷地から。 きちんとした地盤調査会社とそうでない業者の特長など。 続いて雨漏り事例へ。 とにかく、機構設計施工基準をHPからダウンロードして、復習を。 最近問題になっている話題の紹介も。最近は長期優良の関係もあり、胴縁に防腐剤を塗布もしくは含浸させたものが使われる例が多い。ところがこの防腐材が通気層内の水に当たり透湿防水紙が本来有している性能である水をはじく揮発性を無効にしてしまう問題、が浮上してきて10月に実験が行われるとのこと。 そして、懸念される施工について解説。 その後質疑応答。 ここで面白いことに、保険を使うような瑕疵にかっか割る事故の6割が、倒産会社物件とのこと。考え込みますね。 これを16時20分になり終了。 そして、18時までが私の講義。現場監督の役割は何かを塾生に質問。皆さん正解をいくつも。しかし、最大の監督の役割は、といった話から。先ほどの芝さんが撮っているようなデジカメ記録をどう確保していくか。 少し脱線して、施工計画書、業務フローの作成の意味と作り方。そして、満足度の高い現場とは、というような話をして終わり。 ▲鍛錬塾6年の歴史は我がハゲ史なのだな 18時に終えてチェックイン。今回のリーダーは小隊長役の青木君。皆でチェックイン。19時には教室へと。 荷物を置いて今夜はフジでいいか、と。本当に暮れるのが早くなったな、と思う。朝は寒かったが、夜はそうでもない。丁度いい感じか。 食事を慌ただしく終え、名刺を荷物の中に入れてしまったままなので部屋まで戻る。教室に向かうと、派遣事業主である山本さんが一人とぼとぼ歩いている。D棟ラウンジの話をすると、じゃ残ります、と。 19時に教室に全員揃い自己紹介。そして名刺交換。儀式終了後は日報記入。ぼちぼち書き終えた塾生からD棟ラウンジ11席確保指令を出し、買い出し隊員は瀬川君に。 ▲日報記入に必死の塾生 ぎりぎりまでねばる数名には、明日朝早く教室に来れば、といって全員D棟ラウンジへ。あれ、浅岡君が待てど来ない。まだ皆携帯番号を取り交わす時間もないから、ま、ぼちぼちやろう、と乾杯。青木君が気にして探しに。すると浅岡君が。ああ、行き違いだ。 ▲恒例のD棟ラウンジでの意見交換会 まともあれ、お互いのさぐり合い的会話が続く。 派遣事業主である山本さんも同席。本日の一番の質問者であった松井会長にも参加して欲しかったな。もっと盛り上がったろう。 22時になり解散に。 部屋に戻って荷物を開けると、歯ブラシ、携帯充電器がない。おかしいな、ハズ病になっているな。 ということで1日目終了。 SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長) 野辺 公一
by KNOBEX
| 2011-09-28 18:05
| 現場監督鍛錬塾
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