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2010年 12月 27日
土曜日。甲府へと向かった。現場監督鍛練塾OBの吉野君が「甲府で忘年会を」と言い出して実現したのであった。
甲府と言えば初期からのSAREX工務店メンバーである深澤工務所の後継者深沢君が鍛練塾OBでもあり、その現場見学を兼ねての甲府行きとなった。相当に寒いだろうな、と思いつつ奥村のそばを久しぶりに食べられると思うと、いそいそとあずさに乗っていたのである。 深沢君はまだ社長就任こそしていないが、父君の後継者として「深澤工務所、一から出直し作戦」を開始したのが数年前。その後、忙しいのかなかなかワークショップにも姿を見せないので気にはなっていた。実質たった一人で工務店を継続する、という難行に取り組んでいるからだ。 甲府駅に久しぶりに降り立つと、その変貌ふりに驚く。今回のOB会も少人数。ま、皆忙しいのだろう。でも、ガス抜きが監督には不可欠と吉野君。そして増田君、深沢君と私の4名での忘年会? となった。深沢君の車で早速事務所に。 ▲深澤工務所の事務所で 事務所には、エヌテックのように亀が。但し「海亀もどき」(正確な名称は忘れた)がスタッフとして水槽でお仕事をしていた。 オヤジさんの代のスタッフたちと縁を切る結果となり、現在は新たに監督が1名。 深沢君のご両親にお会いしてご挨拶。 ▲海亀もどき もう昼を少し過ぎた。奥村へ行こう。事務所から5分で到着するのだが、途中もう廃業している「ノコギリ店」の看板が見えた。もはや道具使い捨ての時代。目立て屋さんを兼ねていたであろうのこぎり屋は需要が完全に消えたと同時に手道具もまた目立てが不必要な道具と化した。 ▲廃業したままの「ノコギリ店」の看板 甲府と言えばほうとうだろう、という連想が働くが、もうほうとうは飽き飽きという感じで、その昔うちの奥さんと山梨県立美術館の企画展示をどうしても見たくて甲府まで出かけたことがある。その時、どこか美味いそば屋はありませんか? とタクシーの運転手に聞いて連れていってもらったのがそば屋の「奥村」であった。一口食べて驚いた。うまいのだ。うちの奥さんも甲府でこんなおそばが食べれるとは、とニコニコしていたのを思い出す。 奥村周辺は駅前商店街なのだが、土曜日の昼下がりなのに閑散としている。皆、車じゃないと動きませんと深沢君。必然として郊外型消費行動が中心となって、駅前商店街はひっそりとしてしまう。 ▲奥村の天ざる 久しぶりなので、ビールでも飲みながらゆるゆるとしたいのだが、この後現場も見ることになっているので我慢。甲府は最近鳥のもつ煮が名物としているらしく、この旗がいずこも乱立している。そのもつ煮をまず食してから、天ざるを。つゆをつけずにまずそばを味わう。やはりうまいな。あっという間にたいらげる。 深沢君の悩みなどを聞きつつ、分身がいないきつさを思う。でも、長い歴史を持つ工務店だけにやはりOB施主の関係性の再構築こそが命綱になるな、と改めて感じる。 奥村を後にして再びぶらぶらと甲府駅近くの商店街を歩きつつ事務所に戻る。へぇー甲府にもこんな18禁エリアがあるんだ、などと言いながら。この昼間から呼び込みのおじさんたちが声をかけてくる。深沢君のおばさんの家が近くにあり、子どもの頃この辺りも遊び場だったようで、呼び込みのおじさんたちに顔を知られている、といっていた。ま、顧客にはならないですけどね、と。 まず、車に乗って資材置き場に。単能機も置いてあり、作業場所ともなっている。広い。しかし、大工たちは請け仕事で使っているとのことで、やはり常傭大工とは違うな、という感じ。自分たちの仕事場という意識が薄くなってしまう。とても大きな置き場兼加工場なのに実にもったいない、なと感じる。が、この整理だけでも大変な時間が必要なので、今は我慢、と深沢君。 ▲現場チェック開始 さて、外観だけの深沢工務所の仕事を2件さーっと見て、山梨市の現場へ。結構な時間が必要だが、甲府市内の仕事より甲府から出たところの仕事が多いという。 現場到着。早速、吉野、増田の両君がチェックを開始。問題点を指摘し合う。さらに石膏ボードを楕円形にくり抜いた電機工事屋さんの仕事に吉野君が注目。即座に深沢君が電話すると、そうした道具があるとのこと。値段も聞いていた。 現場管理や職人管理やマナー話をしていると、さすがに晴天とはいうものの甲府盆地の風は身体から温もりを奪っていく。既に15時を十分に回っている。そこで現場を立ち去る。次の行き先は、と思っているとフルーツ公園といった場所を通過して山への登り車線。 はい、お待たせ、という感じで「ほったらかし温泉」へ。あっちの湯とこっちの湯があり、深沢君より吉野君の方がここは詳しいいのはどういうこっちゃ。で、あっちとこっち両方入れるのかと思うと全く違い、個別に入浴券が必要とのこと。で、彼ら推薦のあっちだっけ、こっちだっけ歩忘れてしまったが入浴。 ▲この景色が露天風呂で堪能できる 裸になって浴場といっても完全に露天。寒いーと思って温泉に使ってホッとして目線を前方に向けると素晴らしい景色が。甲府盆地を一望し、その奥に真っ白で優美な姿をした富士山が見える。いやいやこりゃすごいや、と思いつつ湯に。しかし、40分も入っていると湯疲れしてくる。彼らはここで夕映えの富士山を見ようと思っているらしいが、もう疲れました、ということで湯冷めせぬよう用心しつつ「ほったらかし温泉」を後にした。 再び事務所に。既に17時を回っており、明日病院見舞いを2件掛け持ちする身としてはそろそろ辞去する時間だな、と。吉野君からは年2回やりましょう、とのこと。そうだな、やはり現場監督は現場を見ることにしよう、と語り合って、次回は崇弘急襲という企画に。さて、どうなりますか。 深沢君、そしてご両親に大変お気遣いいただいた。感謝しつつ辞去。 増田君と甲府駅始発のかいじで缶ビールを飲みつつ甲府を後にした。防寒具は結局不要であった。温泉効果が帰宅するまで続いた。 SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長) 野辺 公一
by knobex
| 2010-12-27 14:50
| 現場監督鍛錬塾
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