文書類処分の日
着々と、そしてぐいぐいと年末が押し寄せている。何も終わっていない。きちんと、清々しく年を越したいと願うのだが、ちっとも現実は清々しく決着をつけてくれない。
本日は例年の如く年2回の文書処理日。朝からスタッフがガンガンと文書やら雑誌やらの整理と処理をしている。しかし、我が部屋の中は処理すら困難な状況。
少しは山を削っておこうか、と片づけをすると「あっ、こんなところに隠れていたのか」といったデータが出てきたり。結局片づけは途中でやめて、最整理という感じ。
ドバッと「不要文書」というやつを出したいのだが、こういうことがあるので、点検しないで処分はできない。
まったく。頑張ってファイルは作ってあるのだが、つい、後でファイルに入れようとしている間に紛れ込む。
仕事はいつも年を跨いでいるので、エイヤー、ということができない。
整理といっても、ここにあるものをあちらに移すだけ。これで、記憶がぷつりと切れて肝心な時に大騒ぎになるのだ。
▲処分文書の山
サブディレクトリーのジャングル化
原稿に必要な2ヵ月前に「発見」した写真をどこに置いたのかさっぱりわからない。今どき紙焼きの写真なんて使わないから、「あった」と感動したままどこかに置いたのだ。
それが、原稿締め切りをとおに過ぎ、追い詰められた今になって行方不明。あの感動は一体なんだったんだろうか。
こんな「困ったさん」ばかりをやっている。
何しろパソコン的にいうと一つの仕事に対してサブディレクトリーがやたらに増える。サブディレクトリーのファイルを作るのだが、必ずどれにも該当しないのが出てくる。ここでまた新たなサブディレクトリーが増えていく、という分類泥沼の中で、必要なデータや写真たちは気持ちよくお眠りをしているのだろうな。
悔しー。出てこいよ、お前ら。
SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長)
野辺 公一