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2007年 11月 15日
寝不足顔の塾生たち
7時起床。8時にチェックアウトの準備。喉の痛みが全体に広がっている。やばい、微熱状態が継続している。怠いったらない。8時に班長深沢君と合流してチェックアウト。 センター棟で最後の朝食。やっと納豆にありつく。食べるたびに喉が痛い。塾生たちは昨晩は11時でラウンジを追い出され、外に出る者、部屋で喋りあったりする者と様々だったようだ。皆、寝不足の顔。 福本さんは5時に起きて8時に到着したとのことで、食堂でお久しぶりの挨拶を。地下の駐車場から荷物を取り出し、本日は504号室へ。 部屋は冷え冷え。こちらの体調のせいなのか、寒い。省エネなんてしないでくれ。今、暖が欲しいよー、と思う。 ▲こんな感じで毎朝食を 9時に最終日スタート。塾生たちはメールアドレス記入をしていた。いよいよ裏ブログ立ち上げ準備が始まったな。本日も快晴。遙かに霞む富士山が見える。 塾生から昨日の日報を受け取る。これは派遣事業主に送られるのを知っているせいか、昨日の木造建築士試験には触れていないのが面白い。あ、バラしちゃいかんか。これだから裏ブログ仲間には入れてもらえるわけはないな。 ひょっとしたら・・・とノートを立ち上げ、LANカードを差し込むがやはり駄目。やれやれだ。 福本的木造合理化の経緯を語ってもらう さて、本日は福本さんに4時間半のロング講義を依頼している。 福本さんにお願いして、レジメに入る前に最初期の住林の住宅事業をどう変えていったのか、どのような体制を組み直して粗利益、純益、棟数を上げっていったのか、という話からしていただく。何しろ、ヴェトナム戦争の終結時、つまりはハノイ陥落時にヴェトナムで建設工事を完工するまで(この時会社は倒産していた)いて、何とか帰国を果たし、失業保険をもらいながら偶然目にした住林の募集を目にして入社。この時、木造の合理化・管理革命の水流が吹き出してきたのだ。 しかし、福本さんは現在のプレカット体制、とりわけ大手の海外依存に対して危機感を感じておられ、監督もパソコンと頭だけで理解し、実際の現場での対応にヒューマンスケールを失っていることに危惧を抱いている。 日本に固有の軸組の構造部分を海外に依存することでいいのか。確かにコストは下がるがそれでいいのか。これは合理化なのか、という疑問を呈しながら、次の時代にどのようなことが追求されるのか、そうした問題意識を前提として「木造住宅の施工手順と現場管理」の講義が始まった。 ▲福本さんの授業 自身が先陣を切って行ってきた施行の合理化変容の状況、プレカット全盛の中で法改正等の影響を受けて、今後はさらに金物工法が増加する要因を指摘し、軸組の変化への対応を前提、ニーズの変化を前提として、工事管理業務をどのように行うのか、という話に入っていく。 「監理」と「管理」がだぶっているのが大手も含めての実情。しかし、法的には「監理報告書」を提出することになっているが、そんなもの出したことはない。しかし、今後はこのだぶり状況をどのように内部化するのか。とりわけ工務店では「監理」と「管理」をだぶりを前提としつつも、明確化することになるだろう、と。 施主は第三者に工事監理を金を支払ってまで依頼する、といったニーズはサーツの10年間での経験からいっても皆無に近いという話は、だろうな、と思う。 そういう意味では内部検査体制の充実による満足度の追求のためにどのような生産履歴と質疑に対して的確に答えていくのか、ということになる。そして、やはり報告の満足度の水準を上げていく必要に迫られているな、と感じる。 ここから自社の施行基準(正しいことであるということを前提として)や手順を熟知することが監督としての品質管理の前提。という部分から工事管理の詳細チェックに入っていく。 寒く感じるのは私だけとは 福本さんや塾生に「寒くない?」と聞くと「全然」とのこと。やはり、これは熱のせいなのか。それにしても寒い。あー、ピンチ、ピンチ、ピンチだ。 が、熱はそれほど上がらず、何とか怠さも取れ、残すは寒さだけだ。やれやれ。上陸予定だった台風が房総沖を抜けていくという感じで助かる。 昼は、スポーツ棟の食堂。本日はかき揚げうどん。そしてアイスティー。それにしてもいい天気だ。 福本さんは、「バネ指」という病になっていて、ある瞬間に中指がピンとなってしまうとか。最初は右手。手専門の病院があるとかで右手は治ったのだが、今度は左手に症状が現れて、手術まで3ヵ月待ちとか。家の茶碗の1/3を割ってしまったらしい。さらに、足の半月板の手術も待っているとか。いやはや大変だ。 さて、昼を挟んで工程計画の基本。そして部位別の施工管理部分の解説をご自身の検査体験(住林時代の話や息子たちの家を建設するに当たっての検査)を披瀝しながら、主な部位についての施工のチェックポイントを解説。 塾生たちにひっきりなしに携帯にメールや電話が来ているようだ。午後の開始も連絡、相談ごとの携帯が終わらず、1時を少しだけ過ぎてスタート。 ▲仕事電話が絶えない塾生たち 隠された部分に何が起きているのかを確実に把握しておくこと、顧客との約束通りの部品になっているのか、といった部分について詳細に講義がなされる。 基礎から電気、設備・給排水工事まで、びしばし知見を披瀝しながら留意ポイント、マーキングポイントが語れた。 最後に竣工検査のリスト解説をして、福本さんではないが「1軒の住宅を朝から建て終わった」こととなる。 本日の日報記入と、「現場監督鍛錬塾ブログ」への原稿と(本当は皆携帯で直接入れてもらう方がいいのだが)、Ⅲ期に向けてのアンケート。 そして、是非ここで学んだことを実践で活用して欲しい、と。工務店の品質管理の信頼性と満足度は監督たちにかかっている、という話をして、第Ⅲ期にその成果を聞かせて欲しいと要望。 第Ⅲ期は終了後OB会も予定しているので、参加できる塾生は是非参加して欲しい。 「そういえば、最大の収穫は・・・」と気を持たせる鳴海君。この間で禁煙に成功したことだと。そうか、そうか。よかった。こんな効果も持っているんですね。鍛練塾は。 かくして第Ⅱ期終了記念の写真を撮って終了。 諸君お疲れ。私も何とか死地脱出という感じで無事終了だ。 SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長) 野辺 公一
by KNOBEX
| 2007-11-15 17:58
| 現場監督鍛錬塾
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