いかん。瞬く間に時間が過ぎてしまう。出雲から鳥取までの驚きと恐怖のどうでしょうツアー&放浪記報告をしなくては、と思っていたのだが。
鳥取には、智頭杉を使った鳥取みどり学園という保育園の0~3才未満等の建替え工事が終わり、2月2日竣工式があったのでその参加が主目的。鳥取子ども学園の藤野さんから、相談を受けたとき、実際にみどり園を訪ね、園長はじめ職員の方々の建替え希望を聞いた時のことなどが思い浮かぶ。
▲幼児さんたち大人しく準備して壇上へ
そして、この築40年になろうとするPCパネルの建物を地元智頭の杉を使い、かつ高性能施設をつくり、子どもたち、親御さんたち、さらに職員さんたちが、うわーと思えるようなものをと考えて、西方里見に設計を依頼した。
▲トイレがなんともかわいいです
西方には予めボランティアに近い仕事になるから、と念を押し鳥取こども学園の来歴とそのなかにある保育所鳥取みどり園の一部建替えを実践で鍛えられている施設でも住宅感覚での高性能をテーマに取り組んでもらった。
本当はもう一つの課題があった。一般流通材としての地元杉を使い、工務店・大工の手による建設ということであったが、これは見事に弾き飛ばされた。このことは、再度練り直しだな。
ま、紆余曲折はあるものの、とにかく竣工した。
竣工式は、やはり牧師さんが登壇し、お話と聖書の言葉を。しかし、上棟式の時も驚いたが、聖書で家に関する記載ってあるものなんだな、と思ったのであった。しかもおめでたい時に使えるフレーズが。
西方からメールがきて、2月1日に出雲空港に。そこからレンタカーで鳥取市内を目指す。出雲大社を見たことがないのでこの際、という内容であった。脳裏には雪道を走るレンタカー。西方の運転であった。それを電話で言うと西方里見は毎日雪の能代を走っていて、ここのところ運転でのトラブルはない、ということであった。
▲白兎神社で娘の合格祈願の万事亨ってここは縁結び
西方の運転、雪道か、と思うと私は鳥取に直接飛ぶかと思ったが、島根にもしばらくいっていないので出雲行きのコースを選択。とその話をたまたましていたら万事亨が面白そうだから僕も混ぜて、と。
▲日本海も凪いでいた
こうして我々は出雲に到着したのであるが、なんと暖風が吹いており、しかも積雪無し。雪などどこにもない。これは鳥取までそうであった。
ということで、我々の旅は至福の味との遭遇もあったが、こちらは何れ。