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2010年 10月 01日
晴天。それにしても寒かった。ちょっと風邪気味か。厳しい戦いだ。これに勝利すれば、と思う。支度をして朝食。
9時10分前に教室に。9時には支援機構の仲田さんがお見えになる。pptの準備がなかなかうまくいかない、ちょっと焦る。身体はフラフラしているし、細かい用務員作業は今回は本当向いていないな、と思いつつリセットして何とか動きはじめる。 ▲仲田さんの講義 エコポイントとフラット35の金利優遇が延長された話を始まりに、やはり主題は長期優良住宅になる。 その関連から「フラット35s技術基準の解説」に。Ⅳ地域を対象に。 まずは省エネ対策等級4の基本的な部分の解説。断熱構造、開口部の性能(若干の緩和)、開口部の日射遮蔽性能(若干の緩和)、そして結露防止等の解説。 そしてフラット35sの省エネルギー基準 H21年改正のポイントのまとめを。これが基本的にはエコポイントの条件に適用。 さらに、改正点を。玄関土間、ユニットバス下土間:断熱材施工を省略。 「気密住宅」に関する基準が削除、等々改正ポイントを逐次解説を。 ここで暫時休憩。 ▲9時からの180分勝負 そして2コマ目がスタート。トップランナー基準の話からフラット35sの20年金利引き下げタイプの技術基準の概要。この技術基準は長期優良住宅とイコールと言えるもの。 省エネ、バリアフリー、耐久性・可変性、耐震性の技術基準の解説を。この内耐震性については殆ど皆知っているので、ここはやや飛ばしぎみに。しかし、長期優良では等級2以上が求められるので、チャレンジして欲しい、と。 以上省エネを中心にフラット35sと長期優良住宅の仕様の概要説明が終了。 引き続き「木造軸組工法による省令準耐火構造の仕様の概要」についての話。 省令準耐火構造の住宅とは何か、という位置づけの話。メリットとしては火災保険、地震保険のメリット。 さて、省令準耐火としては、木造軸組、2×4、プレハブと揃った。 木造では、ファイヤーストップ材がキーとなる部品。面白いと思ったのは開口部の規定がないこと。そこから各部位ごと(主に天井)の仕様の説明。 そして、もっとも重要な柱・梁の防火被覆は石膏ボードでくるむしかない。現在、現しで耐火となるべく実験がなされているという。 ということで仲田さんの講義は終了。 昼はトキで広東麺。早めに教室に戻りネットチェック。 13時前に田口さん登場。しばし、時間待ち。しかしそれも馬鹿らしいので授業開始。 まず、図面・図書のチェックと題して1コマ目スタート。確認済書の中身を見たことがありますか? 結構大事なことが書いてありますよ、と注意喚起。 ▲田口さんの講義 設計者の言い分と対応(苦笑)しつつ、どんな図面でも請け負った時点で完成させる義務がある。そこで技術的な注意喚起を文書交換の必要性。そして、再度のチェックの必要性がトラブルを減じると。 ここから、書類・図面と実際のチェックの必要性、実際のポイント解説を。 まずは雨漏り、防水関係の原因実例と補修事例。 次いで基礎と地盤の問題施工と補修(仕切れないものも)事例。 そして、上部構造の事例へ。耐力壁の問題点となる場合。断熱要素についてはさらりと。 ここから防火構造もセットでの規定があるので要注意と。 以上が施工前のチェックポイント。こういうことは施工手順・収まりルールを決めておくことが大事だな。専門業者との協同ミーティングは不可欠な時代だな。 2コマ目は「現場チェック編」 図面との不整合問題。設計と管理部門とが共通の収まりを基本的に厳守することが設計・施工一貫ならではの特質のはず。 そうしたことを前提として、ここからは現場チェック事例。 まずは地盤から、基礎配筋事例。ここから何とかぶり厚の解説まで足を伸ばす。施主から聞かれたときに、さらっと答えられれば安心感が増す、からと。 かぶり厚が取れていない場合の補修。上棟時の木材の問題。土台敷きの時に割れが貫通している場合は交換。後からやり直しが出来にくいものはチェックを入念に。接合補強金物取り付け完了時でのZマーク金物の要注意点。さらに柱からHDがずれてしまった場合など。またビスのめり込み問題。 次の話題は防水施工完了時での不良対応。 断熱施工完了時での入れ忘れチェックなど。 そして仕上げのチェック。 と豊富な事例が立て板に水の如く流れ出てくる。 いやはや。 が、とばしすぎて時間が余る。 ▲監督禁句集を記録しておく田口さん で、時間があればやりたいと言っていた監督禁句集を。 まず「こんなもんですよ」。但し、理由が説明でき、施主とその感覚を共有した場合は別。 「これぐらい大したことないですよ」施主の不安の解消になってない。このぐらいを説明を正しく。 「よくあることです」より不安をあおる。 「施工誤差です」その後の工事に影響ない、と分かってからならば。 「○○のせいです」工務店に施主は依頼している。 「○○が分かってないんです」といった言葉。んーこいつはもう少し修正しないと迫力がないなあ。クレームってもっと人間関係が絡むし、もっとひりひりするものなのだ。このひりひり感が表現出来れば。「禁句集」もう一がんばりだな。 16時30分からは私のコマ。昨日の補講を行う。やはりパワーが入らない。しかし、伝えるべきことは伝えておきたい、ということで前置きが長くなり演習時間が短くなってしまう感じがし始めたので適当に補講は切り上げる。 さて、ここでは演習として「自社の施工品質管理」の「強み」と「弱み」について記入。品質管理に対するまなざしが分かるはず。 記入を19時までとし、田口さんとちょっと先に出る。 さて、田口は用事があるといって消えた。夕食はどうしよう。トキもなー。で面倒になりフジへ。平野君と野村さんがいたので合流してハンバーグを。彼らに「ノベさん。監督出身なんですか?」とマジな質問。こんな質問初めて受けた。驚いた。 ▲鍛練塾恒例のホワイトボードへの記入 さて、皆、現在の会社の状態を記しているに過ぎず、何のために「現場品質管理力の向上」が必要なのか、という意識が欠落している様に思えた。典型的な工務店監督思考だ。これを見て、このこの、というエネルギーが充満してきた。パワーがチャージされてきたのだ。 ▲書き込みレベルにガッときてパワーがチャージされてきた 一番の問題点は、この「何のため」の延長線上に結果としての「顧客満足度」「近隣満足度」の確保と持続、という視点からの分析が出来ていない。現状に対する分析力が甘すぎる。もっと危機感を持って欲しいと思い、ケチョンケチョンのコメント。 さあ、塾生どうするか。事業主は楽しみにこのレポートを読んで欲しい。 20時になり終了。D棟ラウンジに集合。例によって班長菊地に任せて最後の懇親会。ホンと今回はラウンジのみ派ばかり。 しまった、昨日名刺交換の時間をとっていたのに忘れてた、ということで急遽名刺交換会へ。 ▲もう最後の夜なんですね、と塾生たち 話が盛り上がるが飲むものは飲んでしまい、22時過ぎに解散。 もう明日は終了か、何か早すぎますね、と誰かが呟いていた。 部屋に戻りメールチェック。やはり疲れが出たのか24時には就寝。 SAREX専務理事(㈱オプコード研究所所長) 野辺 公一
by knobex
| 2010-10-01 13:05
| 現場監督鍛錬塾
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