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2017年 11月 30日
今年のワークショップのお誘い文なども引用しつつ、工務店的問題というやつをどう共有したのかという視点で書き出してみよう。・・・・ 1月は、「もうこの季節か、と思うほど定番化しているのが、『住宅産業大予測』」。
5月は総会の翌日で朝から「SAREX 工務店力向上ワークショップ特別編」として1日密度ある講演を聞く。「工務店の選択 侵攻するZEH化への工務店的展開を考える」と題して、ZEHを多角的に検討した。例えば岩下繁昭さんが、アメリカの住宅市場の動向を報告され、アメリカではZEH準備住宅が一般的という話が、一つの方向性を見出した。いつでも、ZEHに可変できる性能を保有した準備住宅という概念である。 6月は、このことを証明するような「小林建設の新旧展示場見学から工務店の営業拠点とは何かを考えます」というタイトルで、小林建設が高崎に4棟目の展示場「ギャラリーhinosumika」をオープンしたので、その見学に。ZEH準備住宅というコンセプトの裾野を広げ、コバケン得意の豊かな暮らし提案のアイコンともいえる、植栽、小屋、デッキなどが巧みに配されている。 7月は「手取り足取りウォールスタットマスターへの道」研修会。SAREXでは、木造住宅の耐震性能を動画でシミュレーションできるwallstat にいち早く取り組んできた。今回は、何度も受講しているものの途中挫折してしまった、あるいはもう少し高度なことをやりたい、といった設計・施工管理者を対象に、開発者である中川貴文氏から「手取り足取り」直伝指導を受ける形で、工務店が耐震性能を顧客にヴィジュアルに見せ、プランとの関係性などを提言していく、裏付けとすべく、研修会を行った。いわゆる性能の「見える化」への具体的な対応である。 8月は、BIM、AI、などの進化がリアルに活用化する中で、国交省から「IoT 技術等の活用による住宅の市場価値及び居住・生産環境の向上等に係る先導的な技術の普及啓発を図るため」「住宅等のリーディングプロジェクト」といった新たなテーマが出てきた。 9月は、「徹底状況分析」として、大手の動きから民法改正の話まで。未公開情報の共有化。 11月は、「諫早建設のコンセプトハウスから、工務店の新たなエリア進出を考える」と題して、世田谷区桜にコンセプトハウス見学。諫早建設のブランディング戦略に対し、小平の工務店がなぜ、世田谷で、という問いへの答えをもらった。 12月は、中旬開催なのでまだなのだが、「岡田洋一の戦略展開」と題して、岡田さんの展開してきた実践的営為をまとめてお話いただく。工務店力の「基礎的部分は地域密着の徹底である。徹底した地域密着形態を戦略ツールとして、工務店業界に影響を与えたひとりとして」このひとの必然として見出してきた顧客密着、地域密着の戦略的意義が、伝わるといいな、と思っている。 #
by KNOBEX
| 2017-11-30 11:43
| ワークショップでのショック
2017年 08月 15日
2月21日の午後3時30分前後か。紅茶を飲んでいたら下唇の内側が、歯科治療を受けたときにやられる麻酔を注射されたような「麻痺」が始まった。 何だこれはと思っている間に顔面が何だかいうことを聞いてくれなくなった。これは、脳梗塞か? などと不安一杯になったのだが、翌朝診察を受けたら、医者がニコリと笑って、はい、全治3カ月だね、というのであった。 顔面麻痺。それももっとも多い単純麻痺である「ベル麻痺」と診断される。 顔面麻痺は、その歪み具合を自分でなかなか受け入れられない。過剰に人々の視線が気になる。何せ、イラスト図のような面になっているのだから。 もとはといえば、調子に乗りすぎていた。1月も2月も殆ど休みなく宴席。なぜか、すいすいと実力以上に酒が身体に入っていった。 そのしっぺ返しは、歳相応の生活をせよという警告でもあったのだろう。目は霞むは、ものは食べにくくなるはで、警告に従って、FACEBOOKなど基本的に閲覧、更新をしなくなった。全治3カ月と言われたことを信じて、全てを絶った。無論、それで日常に差し障りは何もない。 そして、あれから6カ月。なんとなく形勢は我が方に有利に傾きつつある。 左目はしっかりと閉じることができず、眼球表面が乾いてしまう。このため、左目がいつも霞んでいて、距離感や文字を書くことに困難となった。 顔面麻痺となって一番辛いのは、唇の筋肉運動の麻痺。何せすするということができない。麺類は完璧にだめ。しかし、このすすれない唇になって、何とすするという行為が食べるということにおいて多いのか、と呆れた。 何よりも、酒を控えた。医者が少しならと言ったのが4月20日過ぎ。もう春になっていた。久しぶりに缶ビールのプルトップを開けて口につけると、何と麻痺した唇が機能しない。口外にこぼれてしまう。 さて、原因は何か。20日は、モイスマンからパネルマンへと変身を遂げた、この際だからチェンジマンと変化を続ける男に久しぶりにあって、その毒気にやられたのかもしれない。 #
by KNOBEX
| 2017-08-15 12:59
| 番外編
2016年 08月 24日
参加者全員が気付けば小山の掌の上にいた。
それは見事なプレゼンであった。まず、疑問や知りたいことを参加者全員から話をさせて、本日の聴衆のニーズとレベルを読み取る。そして、出された基本的な認識に対して、回答していく。そして、ZEHの本質、取り組むべき意味という話に入っていく。 ZEHに対して、多くの人が誤解している。これを解きたいと。 2011年10月にSAREXワークショップ合宿で、福岡に進出したエコワークスの展示場などを見学して、レクチャーを受けてから5年ぶりに話を聞くこととなった。 今回のレクチャーのダイジェストレポートを作成しているので、9月中ぐらいには、メンバーの手元に届くはずである。 5年前よりも、小山の話は練れており、顧客に還元する利を解説しながら理を説くという技で、なるほど客単価が高いわけだ。そして、その高さが顧客には負担増にはなりませんよ、という裏付けと実例を豊富に持ち、住まい手が享受しうるメリットを明瞭に差し出すことができるようになっている。 顧客にZEHの利を語るのは、そこらのハウスメーカーの営業だってやる。しかし、その利を何故私たちが勧めるのか、という理屈を彼は整理整頓された引き出しの中から、多彩に出してくる。 しかも、それは理念としても語られている。いや、地球レベルでのイノベーションを語るに等しいといった方がいいかも。 石炭、石油といった時代における独占資源的なエネルギーを世界で使う時代は終焉を向かえている。次世代エネルギー革命は、再生エネルギーの時代、つまり独占的なエネルギー供給システムが地球規模で変化していくことを語る。石炭、石油が枯渇するのではなく、埋蔵量はあるのだけど、誰も使わない、といった時代を語るのだ。 そして、パリ協定の意味を話し、気候変動からゼロ炭素社会がなぜ必要なのか。そして、そのような貢献しつつベネフィットのある住宅づくりをやっているのが、エコワークスなのですよ、と顧客の前でも語っているようだ。 ZEHというか私(小山)批判が凄いんですよ。特に建築が好きな人たちから、とのことであったが、彼は、それは批判者の視点が間違っているのだ、と。 批判者は、建築及び建築政策的な視点から文句を言ってくる。しかし、このゼロ炭素社会を目指す合意形成の視点はエネルギー政策的な視点からなされていることに気付くべきだ、と語る。 しかし、こうした明快な俯瞰的情報分析を社長面談で語られ、利と理が併存するんです、と話されたら、それはZEHにしようとなるだろうな、と思って聞いていた。 整理整頓された引き出し。 そして、ああ、そうかと気付いた。なぜ、彼がリノベーションに懸命に取り組んでいるのかが。なぜなら、新築戸建ての世界でゼロ炭素社会などといっても主流にはなり得ない。しかも、需要がどんどん減少していく市場でもある。 とすれば、ストック住宅をこそZEHにリノベーションしていくべきなのではないか、という論理に辿り着いたのではないか。実際のエコワークスのリノベがどのような内容で営業しているのかは、分かっていないが、どうしてもそこに目が行く。 ストック対策こそが、彼にとってのミッションとしての市場、というように思われた。 その後、熊本震災の報告をしてもらった。これもまた、被災地にある工務店ならではの報告であったが、それを彼はきちんとレポートの形にしている。 願わくば、そのレポートをまとめてもらいたい。 後世、あるいは未体験の工務店たちのために。 #
by KNOBEX
| 2016-08-24 15:59
| ワークショップの囁き声
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